債務整理 自分で

債務整理を自分で行う手続き方法と注意点

はじめに

男性

債務整理とは借金を減らしたり、支払いに猶予を持たせたりする手続きで、
任意整理や自己破産などいくつもの方法があります。

 

債務整理は専門家に依頼しなくても、手続きのやり方や方法を知っていれば、自分でやることも確かに可能です。

 

しかし、それにはいくつかの注意点やデメリットがありますので、事前に押さえておきましょう。

 

 

債務整理は自分でできるって本当?

債務整理で借金問題を解決するにあたり、次のように考えている方はいませんか?

 

  • 借金を減らしたいけど弁護士に依頼するのは嫌だ
  • 専門家に依頼すると高額な費用がかかるから避けたい
  • 家族の誰にも知られずに借金問題を解決したい

 

債務整理と一口に言っても様々な方法がありますが、任意整理であれば自分でできます

 

任意整理は裁判所を通さずに手続きを行いますので、正しい知識と手順さえ守れば自分でも可能ですよ。

 

弁護士や司法書士に依頼せずに債務整理をすれば、次の費用を支払う必要がありません。

 

  • 相談料(無料が多い)
  • 着手金
  • 報酬金
  • 減額報酬

 

上記の費用をトータルすると数万円〜数十万円程度がかかりますので、
余計なコストをかけずに任意整理をして、借金を減額したい方におすすめです。

 

債務整理の手続きを自分でやる方法

「債務整理を自分でやるには、具体的に何をすれば良いの?」と迷っている方のために、
以下では手続きの手順をまとめてみました。

 

  1. 債務者が債権者に取引履歴の開示を請求する(取引履歴を開示しないことは貸金業法違反にあたる)
  2. 年利20%を超える金利で借りていた期間がある場合は、債務者自身で引き直し計算を行う
  3. 「元本」「利息」「返済回数」の交渉を債権者と行う(将来利息をカットする方向で進める)
  4. お互いに条件の折り合いがついたら和解書を取り交わす

 

個人再生や自己破産は裁判所を通すので自力では難しいのですが、任意整理であれば決して不可能ではありません。

 

債務整理を自分で行う上での注意点

「自分で債務整理ができるなら、わざわざ高い費用を支払って専門家に依頼しなくても良いのでは?」と考えている方はいます。

 

しかし、債務整理を自分で行う上でいくつかの注意点がありますので、一度目を通しておきましょう。

 

専門家でないと債権者が交渉に応じてくれない

素人が消費者金融などの債権者に、「利息を減らしてください」
「毎月の返済額を少なくしてください」と交渉しても、基本的には応じてくれません。

 

正しい知識を持たない素人であれば当然ですが、個人が債権者である貸金業者と交渉するのは非常に困難です。

 

貸金業者の立場に立ってみると、借金を取り立てるに当たって次のように考えます。

 

  • なるべく1円でも多く債務者から借金を回収したい
  • 過払い金が発生していても支払いたくない
  • 支払い猶予の期間をできる限り延ばしたくない

 

専門家でなければ債権者との交渉に応じてくれないだけではなく、
話を聞いてくれたとしても、素人が有利な条件で手続きを進めるのは難しいですよね。

 

普段の仕事を抱えながら、債権者とやり取りするのは想像している以上にハードルが高いため、
簡易的な債務整理の任意整理でも、弁護士や司法書士などの専門家に依頼してください

 

交渉がまとまるまでに長い時間がかかる

債権者が債務整理の交渉に応じてくれたとしても、専門家への依頼とは違って、
自分での手続きは交渉がまとまるまでに長い時間がかかります。

 

消費者金融はそれぞれ和解基準を持っていますので、条件に合う分割の回数や
月々の最低支払金額であれば個人での任意整理でも応じてくれるでしょう。

 

しかし、専門家と比較すると前提となる知識や経験に差が出るため、確実に効率が悪くなります。

 

「手間と時間を費やしたけど借金は減額されなかった・・・」という事態も考えられますので、
何の知識も持たない素人が自分で債務整理を行う方法はおすすめできません

 

取引履歴の開示で誤魔化される

取引履歴の開示については、下記のように法律で定められています。

 

  • 貸金業法第19条で貸金業者は取引履歴を保存しないといけない
  • 貸金業法第19条2号で取引履歴の開示の義務がある

 

債務者自身が債権者に依頼して取引履歴を取り寄せるのは難しくありませんが、
自分で債務整理を行うと足元を見られて誤魔化されるリスクがあるのです。

 

取引履歴の開示が不完全な状態であれば、「○○万円の過払い金が発生しています」と正確な計算ができません。

 

その引き直し計算も意外と難しいため、債務整理は専門家の力を借りるべきですよ。

 

最後のまとめ

以上のように、債務整理は任意整理であれば自分でもできます。

 

弁護士や司法書士への依頼にかかる費用を削減できるのは、自分で債務整理を行うメリットの一つです。

 

手続きの方法を知っていれば不可能ではありませんが、「債権者が交渉に応じてくれない」
「長い時間がかかる」「交渉がまとまらない」といった注意点があります。

 

素人がスムーズに債務整理の手続きを行うのは困難ですので、
借金の悩みを抱えている方は早めに専門家に相談してみてください。

 

イージス法律事務所

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